風の子・太陽の子支援プログラム

*体育ローテーション・リトミック       (感覚統合あそび)

人間の感覚には5感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)と『無意識感覚』がありますが、『無意識感覚』である前庭覚(バランス感覚)、固有受容覚(筋肉・関節の感覚)や、触覚が発達統合されていない状態では、身体の動かし方がつかめてなかったり、コントロールが難しかったりする状態が考えられます。子どもが『楽しい』と感じる遊びは、今その子が必要としている動きです。心地よいリズムとテンポで繰り返し楽しみながら“やりきる”ことで、これらの『無意識感覚』を統合に導き、姿勢の安定、体力の向上を目指します。

*タッチケア(スキンシップ)

乳幼児期は最もスキンシップ(皮膚感覚刺激)が必要です。それによって分泌されるオキシトシンは、人への信頼感やストレスに負けない“心と身体の土台”を形成します。

*こだわりの給食

腸にはセロトニンが多く存在し、それが脳へも影響します。質の良い食事で腸内環境を整え、セロトニンを増やすことで、心と身体の安定を図ります。

*基本的生活習慣の獲得

毎日の繰り返しにより基本的生活習慣(食事、排泄、着脱、清潔)の定着を図ります。

*日課活動

保育士による読み聞かせや手遊び、言葉遊び、百玉算盤など、子どもが興味を持って楽しみながら言葉や数などの学習の基礎に触れる場を提供します。

*インクルージョン教育

併設の花の木なかよし保育園の活動プログラムに沿って一日の活動が行われます。園児と合同の活動や行事への参加を通して、様々な経験を重ねることができ、また集団生活の中で、挨拶や返事、先生や友だちとのやりとりなど、コミュニケーションの基礎を習得できるよう支援します。